見通しを持って仕事に取り組むと、心の余裕をもって仕事に向き合うことができますよ!
では今回はざっくりと行事の準備について簡潔にお伝えしていきます。
園の行事仕事の進め方の手順
1.今年の年間行事計画を見てみよう
4月の時点で大きな行事の日にちが決まっている資料が作られています。たとえ日時が決まっていない場合にも何月に行う行事なのかはあらかじめ決めています。まずは何月にどんな行事があるのかを確認して自分の手帳にざっくりと纏めてみましょう。
手帳や手持ちのカレンダーがない場合は、ネットの無料のカレンダーを自分の使いやすい大きさに印刷するのもいいです。私は若年の頃に『ちびむすカレンダー』さんのカレンダーをキャンパスノートに張り付けて使っていました。今も自分のロッカーに張り付けて使っています。よかったらこちらから見てみてください。おススメです!
この個人的にオススメなのはあまり小さすぎるとスケジュールを書き込みにくいのでA5サイズ以上のものがおすすめです。
2.去年の行事記録をざっくりと読んでみよう
各園、今までにしてきた行事の記録がデーターなり紙媒体で残っています。その中にはどの行事にだいたいどれぐらいの量の仕事があるのかのヒントがあります。一年目の先生たちは一つの行事に対してどのぐらいの準備時間が必要なのかが想像しにくいと思います。なぜなら一度も経験したことがないからです。なので、分からなくて当然です。
しかし、分からないからそのままにしておくといざ行事が始まった時に、周りの先生たちはどんどん行事を進めていっているけれど、自分はそもそもどのような準備が必要なのかも分からない💦と焦ってしまうことでしょう。
したがって、分からなくてもとにかく去年の行事記録を通して一つの行事の準備物をざっくりと把握しておくことが大切です。もしかしたら行事記録の中に先輩の先生たちがどのようなスケジュールで活動を進めていったかが書かれている場合もあります。(例えば発表会、遊戯室がある園では交代制で使うのでそのカレンダーが残っていることもあります)
膨大な資料となるので、難しい場合はせめて2か月後の行事について確認してみましょう。
3.自分が担当行事はどのような準備が必要か細かく箇条書きにして書いてみる。
行事を確認したら次は具体的に担当の行事について箇条書きにしてみましょう。
優先順位を書く前にまずはやることをすべて書き出します。
例えば芋ほり
- スコップの用意
- 掘った芋を入れる箱の用意
- 保護者伝達:子どもたちに前日までに爪切りをしてきてもらう(爪の間に土が入らないように)、もしくは軍手の準備・子どもたちの服装の指定
- 子どもたちに芋の掘り方を伝える方法の確認
- 行事案の作成、提出、直し、本提出
- 写真販売用の撮影をする係の職員などを決める……などです。
4.分からないことは先輩の先生に確認する
上記のように箇条書きすると
- どれぐらいの期間で行事案を作成して提出したらいいのか?
- 掘った芋は持ち帰りでビニール袋が必要なのか?
- クッキングで使うのでどこかに保管するのか
等の疑問が出てきます。その気づきが大切です。いかに活動へのイメージをもって「あれ、この時どうしたらいいのかな?」と思うことがカギをなってきます。まずは自分で考えてみて、次は先輩の先生に確認、相談してみましょう。先生たちも皆さんが前もって色々と準備しようとする姿をしっかりと評価して教えてくれますよ。
最初は失敗しても大丈夫です!やってみた経験が後々の自分の保育のスキルアップにつながります。緊張すると思いますが、前もって準備をすることで後々の自分が困らないように早めに取り掛かりましょう!
まとめ
今回はざっくりと行事の取り組み方についてお伝えしました。今回は「芋ほり」を例にあげてやることをまとめてみましたが、運動会や発表会の場合だとさらに行事の内容もボリューム感がでてきます。
まずはその行事の準備内容を知ることが大切です。
行事を通して子どもたちはさらなる成長に繋がります。
楽しく、そしてみんなで成長し合えるような行事になるように、しっかりと準備をしていきましょう!読んでいただきありがとうございました!
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