実際の現場からの声!保育士の仕事の大変なこと・11選

保育

初めまして、めばえです!いきなりですがブログ』を始めました!

「何で私がブログを始めたのか…?」

…それは『幼稚園の先生、保育士の先生、こども園の先生…1年目の先生や若年経験の先生たちの力になりたかったから!!』です。

もっと言うと、

自分が若年の頃、とても苦労したので、この経験をいずれは誰かの役に立てるように生かそう!!と考えながら仕事をしてきたからです。

上記にも書きましたが、幼稚園教諭、保育士、保育園教諭(こども園の先生)の仕事はやることが多くて大変です!!

大学生や専門学校生の頃に実習で実際に園で子どもたちと過ごしながら、保育計画を考えて自分たちが保育を進めていく部分実習や一日実習をした方もいらっしゃるでしょう…

で・す・が!!

私も実際に先生として働く中で「えっなんで学校で教えてくれんかったん!?」という仕事がたーーくさんあって一年目の時は本当に大変な思いをしました…

周りの先生たちに相談したかったのですが、私が行った園ではその年に他園の先生たちもたくさん見に来られる大きな研究保育があたっていたので先生たちも心の余裕がなかったようで、

「自分で考えてやりなよ」「もっとしっかり仕事して!」とお𠮟りを受けることも多々ありました。(今となってはあの頃があったからこそ今の自分があるのだと考えられるようになりました。)

しかし、当時の私にはとても悲しい思いをした社会人1年目となりました。

あまりにも心に残っているので「私以外にもこんな思いをしてる先生がいるんだったら、私が先輩になった時にぜーーーったいに一年目の先生たちの力になるけん!!!!」と思いながら仕事をしていました(笑)

今思い返すと、明らかによくない環境だったと思うのですが、その中で頑張らなきゃ、頑張らなきゃと自分を悪い意味で追い込む状態でした。

月日が経ちまして……今や私も保育歴10年目に突入しました。後輩の先生と一緒に保育をすることも多くなり、自分の経験を生かして日々保育とともに若年の先生方の指導にもあたっています。

そこで、もっと自分の経験を活かしたい、そして新たに知識を取り入れたいと思い、ブログを立ち上げることにしました。

しかし、ブログの経験値はもちろん0。このブログを作る時も「‘ドメイン‘何それ??」状態です(正直に言うと今もはっきりと分かってないです💦)

ですが、「とにかく動いてみよう!」と思い、この度『めばえ先生の日常』を開設しました!!

このブログでは保育についての話や、実際にこのブログを見てくださっている先生方が仕事で困っていることを共有する場づくり、そして私の日常の様子などをお伝えしていけたらと思います。

前置きが長くなりましたが、早速いってみましょう!


実際の現場からの声!保育士の仕事の大変なこと・15選

子どもの関わりが難しい

現役保育士になっても子どもたちとの関わり方が難しいこともあります。私は今1歳児を担当していますが、まだ子どもたちが言葉で自分の考えを伝えるのが難しい時期なので、身振りや手振り、体の調子、やりたいことを考えながら声をかけている毎日です。子どもたちの思いに寄り添えることもあれば、伝えたかったことと違うかったこともあります。

私は今の職場で先生方と一緒に話し合って子どもたちに寄り添い、保育を高め合えるような現場になるようにがんばっています。

職場の先生たちとの人間関係がうまくいかない

これは以前勤めていたところでありましたが、職場にいる先生方全員と円滑なコミュニケーションがいけたらいいのですが、中にはどうしても保育の方法や考え方が合わず、ギクシャクしてしまう場合もあります。仕事ということで割り切って過ごすことも大事ですが、最初は心を痛めてしまう場面があることもあります。

性格ややり方を咎め合うのではなく、どうしたらもっと良い良くなるのかを意見交換し、互いの良いところを尊重し合えるような職場づくりにしていきたいですね。

 

保護者からのクレーム対応で辛いときがある

(まず前提として保護者の方としっかりと信頼関係を築いていくことが大切です。)

例えば3歳児クラスで保育士2人が30人のお子さんをお預かりしている場合、保育者目線だと30人の子どもたちとなりますが、保護者目線だと、「うちのクラスの先生は○○先生と◆◆先生」となります。つまり、自分の子どもについてよく見てくれている先生は唯一2人となるんです。

なので、「○○先生、うちの子ちゃんと見てくれているのかしら…」「うちの子はクラスで友達いるのかしら…◆◆先生が間をもってくれているのかしら」等の悩みやしてほしいことがあります。

それらは時に保育士と保護者との思いのすれ違いによってトラブルに発展し、「◇◇先生にはもううちの子を見てほしくありません」となることもあり得るわけです。

保護者とのトラブルは個人で対応するのではなく、園全体で考えて対応していくことが大切です。

責任や仕事の多さの割に給与が安い

毎日の保育案を考えたり、週の保育のスケジュール子どもたちの記録、トイレ掃除、おもちゃの消毒、担当行事の企画、進行、準備等保育以外にも事務仕事もたくさんある保育士ですが、日中は必ず子どもたちがいるので、居残り当番がある場合だと17時の当番活動が終わってから事務仕事になることもありますが、給与が少ないので職種を変える先生もいます。

保育士の仕事の責任に合った給与となるように、最近では保育士のキャリアアップの研修も行われています。

休日に持ち帰り仕事が多い

先ほどの話にもありましたが、日中は子どもたちと過ごすので、事務作業時間がほとんどなく、休みの日に持って帰って家で仕事をする場合もあります。実際に私も実持ち帰る場合もあります。特に発表会などの大きな行事が控えている場合は、衣装を作ったり、劇の台本を作ったりなどの作業も仕事に入ってくるので、効率よく事務仕事をしないと残業する回数も増えます。

一か月だけでなく、年間のスケジュールをざっくり知り、どのように進めていくべきかを考えた上で仕事をしていく力が求められます。

休憩が取れない

保育士は子どもたちの命を預かるのが仕事なので、仕事場によってはそもそもゆっくりと席に座って休憩する時間がない場合もあります。(私は過去の保育現場で休憩しても一か月に5回ぐらいでした、もちろん1時間もとってません)さらに言うと、保育士不足で保育現場から離れて休憩をとれないこともありました。事務仕事をする時間がない場合は、休憩時間を事務仕事にあてる先生もいました。

休憩時間については、保育者の心も体を休める時で、回復をしていないと集中力が続かず安全に保育をすることが難しいので、職場で話し合って休憩時間を確保できるような環境を作っていくことが大切ですね。

体力がないとキツイ

保育中は子どもたちを抱っこする場合もあります。私は14kgの子どもの抱っこを毎日していましたがさすがに腰に負担がいきました。コルセットを巻いたこともあります💦

また、保育で使う机や椅子30客を運ぶ作業、運動会がある場合は先生たち自ら鉄パイプをもってテントの設営を行う、園内の畑を耕す等の仕事も保育士の仕事となります。体調を整えてストレッチをしながら仕事をしないと思わぬ事故につながる場合があります。

1人ひとりの保育者の負担が減るように十分な人材確保と長い目で自分の心身の調子をしっかりと整えることが重要となってきます。

子どもたちの成長と発達に合う専門的知識が必要となる

0歳児の保育と5歳児の保育はやり方が違うように、各年齢に応じた保育のねらいと保育内容が求められます。子どもたちの体の成長、心の成長などをしっかりと知識として把握していないと子どもたちの成長を促すような保育をすることはできません。

各年齢の保育方法は違いますが、子どもたちの成長はつながっているので担当している年齢以外の子どもたちの成長の動きも知っておくことで見通しを持った保育が可能となります。

行事の準備は大変

運動会や生活発表会など大きな行事がある園では普段の保育+行事準備が入ってくるので、スケジュールをしっかりと立てて前もって準備しないと毎日持ち帰って夜中の2時まで仕事…みたいなことになります。(以前の私は効率が悪かったので実際にこのような仕事方法となってしまいました。)

保育者同士でどのように行事を進めていくのかを前もって決めて少しずつ進めていくことが大事です!!

地域の子育て支援も担っている

場所によっては園内だけでなく、地域の子どもたちの健やかな成長を促すための支援も仕事内容に含まれます。園内開放などで園外から来られたお子さんと遊んだり、初めての保護者の方からお子さんの悩みを聞かれたりなどもあります。

時にはその地域特有の子育ての悩みなどもあるので、子育てのニーズを知ったうえで解決に導くための専門的知識も必要となってきます。

現代社会に合わせて保育方法を変えていかなくてはいけない

これは私が経験したことなのですが、自分が社会人1年目の時に求められた子どもたちの保育方法と2024年に求められている子どもたちの保育方法は同じ方法もあれば、進化している部分もあります。つまり、自分の保育方法を現代社会に合わせて変えていかないと現代の健やかな子どもたちの成長を促すことはできないということです。

例えば、昔は子育ての悩みの一つに「子どもが毎日テレビばっかり見て…」ということがありました。しかし、時は2024年…今子育ての悩みの多くは「子どもがYouTubeばっかり見て…」ということに変わってきています。インターネットが当たり前に身近にある社会で子どもたちは多くはスマホを通して手に余るほどの情報を手にしながら成長しています。昔の子どもたちと今の子どもたちとは周りの環境が全く違うので、子どもたちに合ったねらいを持って、それに合った保育をしていかなくてはいけません。もちろん、これは子育ての支援方法にも大きく関わっています。


まとめ

今回は実際に働いている保育士が仕事の大変さを11選にまとめていました!私自身も書いていて、改めて保育士の仕事の大変さを感じました。が、子どもたちと一緒に過ごせたり、子どもたちの成長や姿を保護者の方とともに喜びあったり、先生たちと行事を頑張って達成感を共有し合ったり等大変な分、とってもやりがいのある仕事です!!

私は頑張って保育士になってよかったと感じています。

皆さんはどう感じましたか?ではではまた次回お会いしましょう!

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